チェーン薬局の薬剤師バイト│研修制度・福利厚生に注目!

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薬剤師バイトの勤め先:大手チェーン薬局のメリット

調剤薬局への勤務を検討する薬剤師にとって大手チェーンにするか、個人経営の薬局にするかというのは大きな決断が必要な選択になります。近年M&Aなどでますます勢力を拡大している大手チェーンの薬局で働くメリットについて考えてみましょう。
アルバイト薬剤師が行う医薬品販売業

大手チェーンで働くメリットとしてまず挙げられるのが研修制度が充実していることです。新卒など新人であれば、入社一年目は薬剤師の研修はもちろんのこと、社会人として必要なことを学ぶ研修などを受けることができます。これは後々非常に重要なことです。

薬剤師に限らず特定の資格を持って特定の職場で働く人は、限られた世界での生活が長いため一般的な社会人マナーが身についていなかったり、ずれていたりすることが往々にしてあります。自分自身の評価に関わるだけでなく、今後転職などを考える際にはそれが大きな足かせになる可能性もあるのです。

その点大手チェーンでは一般的な社会人マナーが学べるような研修も行っていることが多く、薬剤師としてだけではなく社会人としても成長できるでしょう。また研修制度の充実は、一度薬剤師の仕事を離れていた人などにもメリットになります。

ブランクがネックで薬剤師としての再就職に二の足を踏んでいた人でも、研修制度が充実した大手チェーン薬局であれば安心して再就職できるでしょう。

研修制度とともに、福利厚生も大手チェーンでは整っている傾向にあります。企業によるので一概には言えませんが、長年勤めるのであればこれは重要視しなければなりません。一見、給与がいい薬局でも福利厚生がほとんどないということがあります。交通費や住宅手当など各種手当も同じように考えられます。

給与で月に30,000円の差があったとしましょう。一方では福利厚生や手当はなし、もう一方では交通費が10,000円、住宅手当が20,000円、扶養手当が20,000円あったらどうでしょうか。

その他、慶弔金や結婚お祝い金などイベントに応じて支払われるものがあればその差は歴然です。薬剤師の勤め先を検討する際には、明示された給与だけでなく、こうした待遇も確認したいところですね。

薬剤師の資格:がん専門薬剤師

がんは日本人の死因のトップ3に常に入る病気であり、実に3人に1人くらいの割合でがんが原因で死にいたっています。それでも以前に比べれば完治の可能性も高くなっているのも事実です。この理由はがん治療の研究が進んでいることが挙げられます。

しかも以前のように長期の入院や手術が必ずしも必要ではなくなり、抗がん剤治療などによる通院治療も可能になってきました。がん治療の高度化に伴い、抗がん剤やがん治療に伴う薬物療法についての知識や技術も、非常に高いものが求められるようになってきています。

また新しい抗がん剤が次々に登場している中で、副作用や医療事故などの問題も少なくありません。こうした中、がん治療に関する薬剤療法のスペシャリストとしてがん専門薬剤師の必要性はますます高まっているのです。

がん専門薬剤師に求められる中で最も大切なことは、「患者さんの安全性を守ること」に他なりません。がん治療は多剤併用が基本となり、当然副作用などリスクも高まってきます。それら薬物治療のメリットとデメリットについて深く理解し、スペシャリストであることが求められるのです。

がん治療は単独で行わず、医師や看護師、その他のスタッフと薬剤師とでチームを作っておこないます。コミュニケーション力はもちろんのこと、時に医師への提案やサポートなど、高度な医療知識や技術が必要です。

各スタッフや患者への情報提供も大切な仕事のひとつでしょう。抗がん剤の投与や調剤だけでなく、正しく使用されているかのチェックも欠かせません。

がん専門薬剤師になるには、がん薬物療法認定薬剤師であることに加え、関連学会の会員でなければなりません。 そしてがんに関する学会での発表を3回以上行い、学術論文も2編以上必要です。その他所属長の推薦書が必要なと細かな決まりがいくつもあります。

ハードルは高いですが、今後も需要は高まっていく可能性があり、やりがいのある仕事となるでしょう。日本病院薬剤師会のホームページなどで、資格について確認することができます。